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東近江行政組合消防本部は、3月11日(月)、12日(火)に警防課特別救助隊と八日市消防署救助隊の合同訓練として、都市型捜索救助技術のひとつであるCSR(コンファイド・スペース・レスキュー:狭隘空間における救助活動)訓練を愛知消防署の瓦礫救助訓練施設で実施しました。
訓練では、地震で倒壊した建物の狭隘空間からの生存者救出を想定し、進入・要救助者の観察・救出要領について基礎訓練を行った後、活動全般の指揮要領を含めた想定訓練を行いました。このような救助技術は、地震災害に限らず、列車事故や交通事故における救助活動にも応用できる技術であり、消防本部全体の救助技術向上に繋げることができました。
3月11日の訓練中には、東日本大震災で亡くなられた方々に対し黙祷を捧げるとともに、訓練に参加した救助隊員全員で、災害に立ち向かう強い意志を再確認しました。
当消防本部では、今後においても「災害の無い街づくり」を目指すとともに、万が一の災害発生時には、住民の方々の負託に応えるべく、更なる救助技術の向上に努めていきます。
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